間違えて払い過ぎた税金を返してもらう手続きが「更正の請求」。(足りない税金を納めるのが「修正申告」)
毎年自分で確定申告をしていますが、ふるさと納税や不動産所得は気を抜くと記入漏れがあったり、解釈を間違えたりして、気づくと「あ、税金多く払ってる。。」ということが起きます。
毎年自分でe-Taxで確定申告をしているのですが、今回、自分で「更正の請求」をしようとしたら、意外にそれが難しかったので、画面付きで残しておきたいと思います。
税金の申告ってやはり税理士さんにお願いすべきですか?更正の請求となるとさすがに素人には難しいですか?
自分が払う税金だから、できるだけ自分で把握したいよね。時間はかかるかもしれないけれど、一度やってみるとよいよ。
まずはe-Taxにたどり着こう
これは「e-Tax」で検索したらすぐに出てきますね。
e-Taxの利用時間
e-Taxはインターネットなんだから24時間使えるのは当たり前。と思ってたらそうでもないのですね。平日はだいたい24時間使えますが、確定申告シーズン2~3月以外だと、土日は月末しか使えないようです。
一般サラリーマンが使うには、有休取って平日に使うか、月末の週末か、になりますね。
「更正の請求」はどこから?
これがまずもって大きなハードル。画面上にその言葉がないのです。答えとしては、『「所得税・贈与税・個人消費税」の確定申告書等が作成できます。』の「等」に含まれています。なんとこれが。
次に開いた画面にも騙されてはいけません。「作成開始」や「保存データを利用して作成」を押したくなりますが、ぐっと我慢して下にスクロールします。
すると「新規に更正の請求書・修正申告書を作成する」というリンクが出てきます。私の中での一番のハードルはこのリンクを発見することでした。。
申告するまでの長い道のり
ようやく申告内容にたどり着ける。。と思いきや、まだまだあります。
まずは普段している申告方法を選びます。
この辺りは毎年の申告通りに進めていきます。
ついに「更正の請求」書類を選択するところにたどり着きました。
過去の申告データを呼び出します。
そしてさっきも聞かれたようなことにまた答えます。(このあたりのUIを何とかしてほしいですよね。。)
今回は不動産所得の減価償却の修正なので、「不動産所得」を選びます。ようやくここからが具体的な変更内容の入力できます。
ようやく「提出」
長い長い入力を完了。ついに提出の局面に入ります。
最後に待ち受けていたのが。。
ここまでがe-Taxでできること。でも更正の請求はその「理由」や「根拠」についてのエビデンス資料が必要です。それを提出するのはなんと「紙」!
最後の最後に郵送作業が残ってしまいました。。
まとめ
なんとかe-Taxによる「更正の請求」を完了しました。この請求が認められるかどうかはまだまだ先のお話(結果までには長くて半年以上かかるとか。。)・
かつ「更正」というのは、明らかな「ミス、漏れ」は認められやすいものの、税法の解釈がどっちでも取れる、というものは認められないらしい。
ま、ゆっくり待つことにします。
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