linkedInで転職活動。その実態は?

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外資系転職のツールとして、日本でもポピュラーになりつつあるのがLinkedIn。

LinkedInとは一体何なのか、役に立つのか、をご紹介しますね。

LinkedInは世界中の「プロフェッショナル」のためのSNSサイトです。LinkedInの理念は「世界中のプロフェッショナルをつなぎ合わせ、それらの人に経済的機会を提供すること」となっています。
もともとLinkedInは、シリコンバレーの技術者がプロジェクトパートナーを探すために生まれた、ビジネス用SNSです。現在世界で3番目に大きなSNSになっています。利用者は全世界で5億4,000万人にものぼっています(2018年時点)。日本での利用者も200万人以上存在しています。

日本だとLinkedIn使っててもあまり効果がないですよね?

テディ
テディ

いやいや、特に外資系への転職を考えているなら、LinkedInは必須アイテムだよ。

LinkedInでできること

ごくごく簡単に言うと「ビジネス上のネットワーキングができる」ということにつきます。そのネットワーキングのひとつが転職ということになります。

Facebookとの違いは「プライベート要素がほぼ無い」という意味で、ビジネスに特化したSNSです。家族や趣味に関する投稿はほぼ皆無ですね。

プロフィールには経歴が、タイムラインにはビジネス情報が、届くメッセージはスカウトかビジネスセミナーの案内。そんな感じです。

欧米人はビジネスとプライベートは完全に分けて考える人が多いので、その境界線が甘い日本人からすれば、かなり堅苦しくも見えてしまう人も多いようです。

LinkedInの使いかた

とにかくプロフィールは充実させましょう!

写真

転職を意識した場合、LinkedInのプロフィール欄は「履歴書&職務経歴書」そのものです。なので、まずはビジネス上好印象を持たれる写真は必ず載せましょう。

アカウントを作ってみるとわかりますが、皆さん清潔感のある写真を登録しています。

日本人の場合、履歴書の写真(というかフォーマルな写真はだいたい)は真っ正面からの写真ですが、欧米でのプロフィール写真は滝クリのような「斜め撮り」が主流です。わざわざ写真館に撮りに行くだけの手間をかけても良いとは思いますが、少なくとも

○スーツもしくはビジネスカジュアルな清潔感のある服装

○笑顔までいかなくとも、若干の微笑むくらいのほうが好印象

には気を付けましょう。私は昔、七五三で撮った写真をトリミングして載せてました。

ちゃんと公式サイト上にもLinkedInプロフィール写真自撮りガイドがあるので参照しましょう。

経歴

ビジネス特化のSNSだからこそ、自己紹介と職務経歴はこれでもか、というくらい書きましょう。転職活動で使う職務経歴書をコピペする勢いでまったくもって大丈夫です。

そこで重要なのが「英語」。

必ずしも外資系企業への就職だけを希望している方ばかりでもないと思いますが、LinkedInを採用ソースとして使うリクルーターは、基本、外資経験のある人事担当者です。日本語だけのプロフィールを書いている人のほうが少ないことをわかっているので、そもそも検索する時点で英語での検索をする、という実態をわかっていただければ、英語での職務経歴を準備したほうが得策、ということに気づかれると思います。

英語の職務経歴書は転職エージェントでも、Web英会話スクールでも手伝ってくれます(笑)。



LinkedInで実際に起きること

私の事例で言えば、外資を含めた4社で一貫して人事のキャリアを積んできました。そしてもちろん英語でのプロフィールを充実させているので、週に1度くらいはスカウトメッセージが届きます。

例①日本のエージェントから

例②Non-Japaneseのヘッドハンターから

具体的な案件名付きでメッセージが来ることも多いので、

またLinkedInには「転職関心シグナル」という機能があり、今まさに転職したいと思ってますよ~というメッセージを人事担当者に知らせることができます。この機能は通常のつながりではわからず、追加料金を払っている人事担当者にだけ見える機能です。これにより、より多くのメッセージが届くことになりますね。

人事サイドからみたLinkedIn

人事担当者はあるポジションでの採用を行いたいときに、まずはさっくりとLinkedInを眺めてみることは多いです。マーケットにどれくらい候補者がいるのか、ということを知る目的です。

その際に「おっ!」と思う人がいれば、じっくり経歴に目を通し、どんな人と繋がっているかを確認し、メッセージを送ります。転職エージェントを経由するよりもコストがかからないので、積極的ににLinkedInを使っています。

日本における現状

ちなみに日本での利用者が続々増えてるといっても250万人程度。人口比5%以下です。一方のアメリカでは30%近くの利用者割合があります。

前に以下の記事でも書きましたが、日本においてはまだまだSNS経由での転職は少ないです。が、確実は今後は増えていくはずなので、早めにLinkedInを使いこなしておきましょう。

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